年末年始は、実家の相続や片付け、解体について考える人が一気に増える季節です。ボーナスが出たこと、お正月に実家に帰省すること、そして年内に税務処理を終わらせたいという思いなど、様々な理由が重なる時期だからです。しかし「年末年始だから急いで業者を決めよう」という心理は、解体工事の業者選びにおいて最大の落とし穴になります。本記事では、実家の解体で失敗しないための業者選びのポイントを、詳しくご説明いたします。
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鹿児島県鹿児島市に拠点を置く株式会社うめはな産業です。創業から17年間、鹿児島県内全域での解体工事に携わってまいりました。代表の梅花智宏は建設業20年、解体業5年のプロフェッショナルであり、一級土木施工管理技士、石綿作業主任者などの資格を取得しております。鹿児島県知事許可(第158号)も取得し、安全で信頼できる工事をお約束いたします。本記事では、年末年始に実家の解体を検討中のエンドユーザーの皆様に向けて、失敗しない業者選びのポイントを詳しくお伝えいたします。
年末年始に実家解体が増える理由

実は、年末年始の時期は、実家の解体工事についての相談が一年の中で最も増える季節です。その背景には、単なる「時間ができた」という理由だけではなく、税務や相続に関わる複雑な事情が絡んでいます。
■ 税務控除の期限が年内にある
相続によって取得した空家を解体する場合、「空家に係る譲渡所得の特別控除制度」という税制優遇措置が適用される可能性があります。この制度を利用するためには、解体工事の完了が年内である必要があります。
- 3,000万円の特別控除:相続した空家を解体し、その土地を売却した場合、譲渡所得から3,000万円を控除できます
- 年内完了が必須条件:この控除を受けるためには、解体工事が12月31日までに完了している必要があります
- 節税効果が大きい:相続税と譲渡所得税の合計では、場合によって数百万円以上の節税につながる可能性があります
この制度の存在が、多くの人が「年末までに解体を完了させたい」と考える主要な理由となっています。
■ 相続手続きのスケジュール
相続は、親の去世から一年以内に様々な手続きを完了させる必要があります。
- 相続税申告の期限:10ヶ月以内:去世から10ヶ月以内に相続税の申告と納付を完了する必要があります
- 相続登記の期限:3年以内:相続した不動産を自分の名義に変更する登記が必要です
- 解体と売却のタイミング:相続登記を完了してから解体・売却するため、年末年始が節目となります
これらの期限を逆算すると、「年末年始に業者を決めて、できれば年内に工事を完了させたい」という判断が生まれるのです。
実家解体の業者選びで失敗する3つの原因
年末年始という限られた時間の中で、焦った判断をしてしまうと、後々大きなトラブルに発展することがあります。解体工事の業者選びで失敗する主な原因を、3つ挙げてみましょう。
■ 「安さ」だけで選ぶ
最初の見積もりが安い業者が、必ずしも最終的に安い工事とは限りません。
「安い見積もり」に隠れている落とし穴:①標準工事に含まれる内容が少ない、②石綿調査が別料金、③近隣配慮費用が追加、④廃棄物処理に追加費用、⑤工事後の整地費用が高い
- 見積もりが安い業者の特徴:経験が浅い、下請け業者である、石綿対策が不十分な可能性
- 工事中のトラブルのリスク:予期しない追加費用が発生したり、近隣から苦情が出たりする可能性
■ 見積もりの内容確認不足
見積もり書をもらって、「合計金額」だけを比較していないでしょうか。実は、内訳が非常に重要です。
- 「一式」表記が多い見積もりは危険:内訳が不明確な場合、追加工事が後から発生する可能性が高い
- 石綿調査の有無:古い建物の場合、石綿(アスベスト)含有建材の調査が必須ですが、見積もりに含まれていないことがあります
- 廃棄物処理費用の明記:解体で出た廃棄物の処理費用は、見積もりに明記されているか確認が必須です
■ 業者の実績確認不足
相手のことをよく知らないまま工事を依頼することは、リスクが非常に高いです。
- 許可書の確認:都道府県知事許可を取得しているか、営業年数はどのくらいか
- 施工実績の確認:自分の地域での施工経験は十分か、信頼できる口コミはあるか
- 資格の確認:石綿作業主任者、建設業の資格を持っているか
解体業者選びの5つのチェックポイント
失敗しない業者選びのためには、具体的なチェック項目を用意しておくことが重要です。以下の5つのポイントは、必ず確認してください。
1. 許可書の確認
解体工事を行うには、都道府県知事の許可が必須です。これは法律で定められた要件であり、許可なしに工事を行うことは違法です。
- 許可番号の確認:業者に「許可書を見せてもらえますか」と丁寧に聞きましょう。番号と有効期限を必ず確認してください
- 営業年数の確認:許可書に「営業年数」が記載されています。5年以上の営業実績がある業者が目安です
- 建設業許可の等級:「解体工事業」または「建設工事業」の許可を取得しているか確認してください
株式会社うめはな産業は、鹿児島県知事許可(第158号)を取得しており、安全で信頼できる工事をお約束いたします。
2. 石綿対策の実施体制
築年数の古い住宅の場合、アスベスト(石綿)が含有されている建材が使用されている可能性が非常に高いです。石綿は健康に深刻な影響を与える物質であり、適切な対策なしに解体すると、周辺地域への拡散リスクになります。
- 石綿含有建材調査:見積もりに「石綿調査」が含まれているか、または別途対応してくれるか確認してください
- 石綿作業主任者の資格:石綿が発見された場合、「石綿作業主任者」の資格を持つ者が対応する必要があります。業者がこの資格を保有しているか確認してください
- 適切な処理方法:石綿含有建材は特別な処理方法が定められており、一般の廃棄物処理はできません。業者が適切な処理方法を知っているか、詳しく説明させてください
株式会社うめはな産業は、石綿作業主任者および石綿含有建材調査者の資格を保有しており、古い建物の安全な解体に対応できます。
3. 近隣対応の経験
解体工事は、大きな音や振動が発生します。都市部や住宅密集地での工事では、近隣への配慮が非常に重要です。
- 近隣への事前挨拶:「工事前に近所の皆様へ挨拶に回ってくれますか」と質問してください。信頼できる業者は、必ず事前の挨拶をします
- 防音・防塵対策:騒音や粉塵を最小限に抑えるための対策が講じられているか確認してください
- 施工エリアの実績:自分の実家がある地域での施工経験が十分か、実績を確認してください
4. 見積もりの詳細性
見積もりの内訳が詳細であるほど、後から追加費用が発生するリスクが低くなります。
最低でも3社以上から見積もりを取ることをお勧めいたします。見積もりの内容を比較することで、相場価格と各業者の対応体制が明確になります。
5. アフターケア体制
解体工事が完了した後も、問題が発生する可能性があります。信頼できる業者は、工事完了後のサポート体制が整備されています。
- 保証期間:工事完了後、一定期間は問題が発生した場合の対応を保証してくれるか確認してください
- 連絡方法:工事完了後に問題が生じた場合、どのように連絡したら良いか、緊急連絡先が用意されているか確認してください
- 対応スピード:問題が発生した場合、迅速に対応してくれるか、対応可能な時間帯(土日祝日、夜間等)を確認してください
年末年始の解体工事スケジュール管理
年末年始に解体工事を完了させたい場合、スケジュール管理が極めて重要です。業者の休場期間を踏まえて、逆算したスケジュール立てが必要になります。
■ 12月中旬までに契約を完了する
年内工事完了を目指す場合、以下のスケジュールで進めることをお勧めいたします。
11月末~12月初旬
アクション:複数の業者から無料調査・見積もり取得。石綿調査の有無、近隣対応の方針等を詳しく確認
12月5日~10日
アクション:業者を決定。見積もり内容に質問があれば、この段階で全て解決させる
12月10日~15日
アクション:契約書に署名。近隣への挨拶が必要な場合は、業者と一緒に事前挨拶を実施
12月15日~25日
アクション:工事開始。工事進捗を定期的に確認。追加工事の有無を確認
12月25日までに完了
アクション:工事完了。最終確認を実施。完了報告書と請求書を受け取る
■ 工期の確認と確保
解体工事の工期は、建物の規模や構造によって大きく異なります。
- 小規模な木造住宅:5~10日程度:比較的シンプルな構造の場合
- 中規模の木造住宅:10~14日程度:複合的な構造や追加処理が必要な場合
- 石綿対応が必要な場合:+2~5日:石綿含有建材の処理に追加時間が必要
見積もりの段階で、「工事予定期間」と「年末年始の休場期間」を詳しく確認してください。特に12月20日以降の工期確保は競争が激化するため、早期契約が重要です。詳細については直接お問い合わせください。
実家の解体は、単なる「建物の取壊し」ではなく、相続・税務・近隣配慮・環境配慮が複雑に絡み合った重要なプロジェクトです。年末年始という限られた時間の中だからこそ、焦らず・慎重に業者を選ぶことが、長期的には最も効率的であり、経済的です。本記事でご紹介した5つのチェックポイントを参考にして、信頼できる地元の解体業者を選ぶことをお勧めいたします。鹿児島県鹿児島市および鹿児島県内全域での解体工事について、ご不明な点やご相談があれば、株式会社うめはな産業までお気軽にお問い合わせください。代表梅花智宏をはじめ、経験豊富なスタッフが、安心できる解体工事をお約束いたします。



